睡眠コラム by Suzuka Eko2018年11月26日読了目安時間: 6

初心者向け!快眠に繋がるおすすめアロマの香りTOP3

みなさまは寝る前にリラックスするための習慣ってありますか?

快眠に繋がる効果的なリラックス法の1つにアロマがあります。

実は、アロマセラピー検定のような資格が無くても、少しずつ種類や効果を知っていくだけで睡眠の質を上げることができるので、快眠生活の初心者の方にも活用しやすくおススメです。

今回は、アロマセラピー初心者さんにも始めやすい、快眠に繋がる人気の香りを紹介します。

アロマオイルとエッセンシャルオイルの違い

 

香り紹介の前に、アロマセラピーに使われるアロマオイルとエッセンシャルオイルの違いを確認したいと思います。

私たちが日常でよく耳にするアロマオイルというのは、雑貨店などでも多く売られている良い香りのするオイルです。基本的には人工的に作られた香料やアルコール等が少しでも混ざっていたらアロマオイルと呼ばれ、100%自然由来ではないことを意味します。パッケージのラベルに表記してある成分表に書いてあるので、購入の際は確認してください。

一方でエッセンシャルオイルというのは、天然純度100%のオイルです。したがって、化学物質などで香りの調整はされておらず、原料の植物そのままの香りがします。

自然由来なので人体に安全とされているだけでなく、余計なものが入っていないため、本来のアロマの効能が最大限発揮されるとされています。そのため、アロマセラピーに使われるのは、エッセンシャルオイルが良いとされています。

もちろん香りには好みがあるので、自分が好きだと思える香りを選ぶことで睡眠の質を上げる効果を高めることができます。ただ、合成香料などには頭痛やアレルギー反応などを誘発することもあるので、出来るだけエッセンシャルオイルで気に入る香りを見つけたいところです。

それでは、エッセンシャルオイルの中で睡眠の質を上げる効果が期待できたり、リラックス効果のあるおすすめの香りを紹介していきます。

 

快眠の定番「ラベンダー」

 

 

まずはラベンダーの香りです。

言わずと知れた、快眠に効くアロマなのでご存知の方も多いかもしれませんね。

ただ、ラベンダーはラベンダーでも「真正ラベンダー」という名前のエッセンシャルオイルを選ぶのがポイントです。

「快眠に効く」とされるだけに色々な商品に”ラベンダーの香り”が使われており、簡単に手に入れやすいのがメリットなのですが、実はこの2つには大きな違いがあります。

「ラベンダー」

 

一般的に「ラベンダー」と記載されるものは、植物学では下位区分の「亜種」です。ラベンダーはラベンダーで間違い無いのですが、次に出てくるその種のおおもとの「原種」とは成分が変わってきます。

香りも強く、広く出回っているこの「ラベンダー」という香りには代表的なものにスパイクラベンダー、ラバンジン/ラバンディンといった種類の植物が使われており、これらにはあまりリラックス効果がありません。

むしろ、リフレッシュ効果の強い「カンファー」という成分が入っていたり、強い抗炎症効果などがあるため、睡眠の質を上げるよりも免疫力を挙げたり、皮膚の炎症を抑えるといった用途に効果を発揮します。

リラックス効果というよりは、目が覚めるようなリフレッシュ効果が高いエッセンシャルオイルなのです。

「真正ラベンダー」

 

真正ラベンダーは「原種」と呼ばれる、ラベンダー種のおおもとの植物です。真正ラベンダーには先述の「ラベンダー」と区別して呼ばれる理由があります。それがまさに睡眠の質の向上に繋がる成分なのです。

それは、「リナリルアセテート」というもので、鎮静作用や神経のバランスを整える働きをする成分です。そのため、リラックス効果が高いエッセンシャルオイルとして、睡眠の質の向上に長年役立てられてきました。

ということで、リラックスしてぐっすり眠りたい時には、「真正ラベンダー」かどうかを確認してからエッセンシャルオイルを選ぶようにするのがおすすめです!

みんな好きな柑橘系「オレンジ」

 

 

ラベンダーの香りは確かに長く快眠の香りとして親しまれていますが、以外と万人受けする香りでは無いかもしれません。それではラベンダーの香りを好まない人の為に、比較的みんなが好む香りで快眠効果の高いものをご紹介します。

それが「オレンジ」の香りです!

グレープフルーツやレモン、昨今海外でも大ブームの柚子など、柑橘系は多くの人がいい香りだと感じやすいものであると言えます。甘さと酸味の爽やかなバランスがちょうどいいのかもしれません。

その中でも「オレンジ」のエッセンシャルオイルには身体を温めて血流を良くする効果があります。また、身体を温めてリラックスさせるだけでなく、心も明るく温かい気持ちにさせ、緊張をほぐす効果がある為、寝る前に嗅ぐことで良質な睡眠へと導いてくれます。

また、「オレンジ」のエッセンシャルオイルに含まれるリモネン成分には、殺菌・抗ウイルス作用があると言われているため、寝る前にベッド周りでオレンジのアロマを焚くと寝室の空気清浄効果もあり、より高い快眠効果が期待できます。

「オレンジ」のエッセンシャルオイルを使うことで、明るく幸せな気持ちになってぐっすり眠れることでしょう。

頭も心もすっきり「ペパーミント」「ユーカリ」

 

最後は、呼吸を整えてリラックスさせてくれるエッセンシャルオイル「ペパーミント」と「ユーカリ(ユーカリプタス)」です。

目覚ましやお口直しに使われるミントの一種である「ペパーミント」や睡眠の王様と呼ばれるコアラ®が主食として愛してやまない「ユーカリ(ユーカリプタス)」は寝る前のリラックスタイムに深呼吸をしたり呼吸を整えて静かな時間を過ごす時のお供として有効です。

スッキリとした香りが特徴的なこの二種類のエッセンシャルオイルは、焚いて呼吸ケアをすることで、頭をスッキリさせる効果があります。

一日中たくさんの情報を詰め込まれた頭を一旦リセットすることで、リラックス効果は高まり、安眠することができる為、有効的な快眠エッセンシャルオイルとして愛用されています。

まとめ

 

いかがでしたか?

たくさんの香りがあってどれを選んでいいかわからないことも多いアロマの香りから、快眠に繋がるオイルを3つご紹介しました。

エッセンシャルオイル・アロマオイル共にブレンドされたものもあるので、単一の香りだとちょっときつい印象を受ける人は、上記の香りが含まれているブレンドされたオイルから始めるのもいいアイディアだと思います。

どれも違ったリラックス効果があるので、あとは試しに嗅いでみて気に入った香りのものから始めていってください。

 

今夜も皆様がぐっすり眠れますように。

Sweet dreams!

 

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https://blog-staging.jp.koala.com/3-easy-exercises-improve-sleep-quality/

 

 

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